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やさとには豚を飼っているひとが少なからずいる。そしてまた猪を狩るひともいる。豚と猪。豚は猪がルーツであるが、逆に今の猪には豚も混ざっているという、不思議な関係をもった2つの生き物。それを橋渡すのがやさとの豚飼い。彼は猪狩りに何を想うのか。
(インタビュー・茨木ヤスタカ)
体験者のプロフィール
田才泰斗
Organicfarmやさと農場で豚を飼い始めて一年。
趣味は登山。2〜3日休日をまとめて、長野や山梨の山に登りに行くほどの登山好き。普段は毎日豚と接しているが、猪狩りは初めて
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猪狩り体験報告記
 
集合時間
集合時間の朝8時に到着すると、既に数名のハンターが山をまわってどこに猪がいるかの調査をしていた。
ここは麦畑。波のようにボコボコになったのは全て猪の足跡。
この中から今日、猪がどちらに向かったのかを断定する。
が、しかし、素人には全て一緒に見える。
猪狩りの写真  
猪の足跡発見!!
これはアスファルトに残った猪の足跡。
知らなければただの土であるが、真ん中が湿っていることから、この辺りも猪が通ったことが分かる。
この調査は、猪は毎晩移動して違うねぐらで眠るので、今、猪がどこにいるのかを断定するためである。
猪狩りの写真  
調査開始
念入りに調査して打ち合わせる。
ハンターの話では、猪は昨夜のうちに(写真の)手前から奥に移動して、そこでしばらくウロウロしたあとに再度手前の山の方に移動して行ったのではないかという。
このボコの中から最も新しいボコがどっちに向かっていったのかを割り出すのである。
猪狩りの写真  
情報を共有
一度全てのハンターが集まり、自分達の得た情報を共有する。
そしてどの山に猪がいるのかを話しあう。
猪狩りの写真  
猪がいる場所を決めて移動
結果、この山の中央左の少し膨らんだあたりに猪がいるだろうと断定。
各自、車に乗り込み、山の中腹まで移動する。
ちなみに猪はこの写真に写っている範囲くらいは容易に移動するという。ものすごい行動力である。
猪狩りの写真  
車でいけるところまで行く
普段、山に入る機会など滅多にないものだから、こんな所にも道があったのか、とそれくらいの事でも感心してしまう。
落ち葉がシャリシャリと音を立てる道、所によっては車で上るのにかなり厳しい場所も。車でいけるところまで行く。
猪狩りの写真  

いよいよ犬の出番
上部まで移動するといよいよ犬の出番。犬はおりに入っていたからかもう動きたくてウズウズしている様子。
外に出て嬉しそうですが、顔つきはしっかりして賢そうです。

猪狩りの写真  

3匹の犬を放しいよいよ狩の開始
匂いを追ってしばらく歩いた後、ここ、という場所で犬を放した。犬は全部で3匹。
猪の居場所を探って走り出した。急な山をいとも容易に上る犬の足はすごい。
みるみる内に犬はどこか山の奥に行ってしまった。犬には無線がついているので、それでどこにいるのかが分かるようになっている。

猪狩りの写真  

山の上部から猪を追う担当のハンターと一緒に行動
僕たちは山の上部から猪を追う担当のハンターと一緒に山を登ることに。
狩りはグループでやるのでそれぞれ持ち場がある。
あまり大きな足音を立てないように気をつけて移動する。

猪狩りの写真  

ハンターのおじさんは、体力が…
しかし、いわゆる「登山道」があるわけではない。
ただ急な斜面だったり木が生えている平地だったりを移動するため、素人には激しい運動である。
ハンターのおじさんは当然僕たちより年上であるが、移動するスピードについていけない。

猪狩りの写真  

猪の寝痕を発見するものの…
猪の寝痕を発見。少し窪んだところに猪が寝ていたという。
地面を触って温もりを確かめてみる。
この後、犬が猪を見つけて追いかけたようだったが、結局、今回は猪を狩ることができなかった。

猪狩りの写真  
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体験の感想
猪狩りではまず足跡調査から始まる。普段何気なく見ている風景の中に、猪の痕跡があり、それをハンターの鋭い嗅覚は逃がさない。
畑に残った足跡から、どれが新しいもので、どちらへ向かい、どの程度の大きさの猪だったのかというのを見極める。
念入りな事前調査を元に、寝場所を特定することがとても重要なのだ。そしてようやく山へ向かうことになる。
尾根伝いの細い山道を4駆で上り、猪の泥浴びの痕を見つけたところで、敏捷な猟犬ハウンドを放した。猟師たちはそれぞれの持ち場に就き、銃を持って待ち構えている。
僕は山の上方から追って指示を出す役割の猟師について山を駆けた。
しかし僕のイメージとは全く違う狩猟法だった。だって猪の姿なんて猟師たちさえほとんど見ることが出来ないのだから。
ただ猪を追う猟犬の吠えるので猪の駆ける姿を想像するばかりだ。思っていた以上に難しい狩猟だ。
豚を育てる方が余程楽だし、確実である。人が猪を改良して、豚という家畜を作り出した理由が分かった気がした。
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編集後記
やさとは三方を山で囲まれているため猪があちこちにいる。
休日になるとハンターが集まってハンティングを楽しむ。
今までは気づかなかったけど、休日の軽トラックに箱がのっていると、ハンティングに行くのだと分かるようになった。
ハンティングは狩り自体の楽しみ、お肉を食べる楽しみ、(猪が畑で悪さをするので)畑の保護にもなるという3度おいしさがある。
また、激しく体を動かすのでいい運動にもなっている。
今までハンティングはどこか血生臭いイメージがあったが、純粋にスポーツとしても楽しめるものだと気づいた。これも「ヤマ」という自然をもったやさとならではの楽しみ方である。(茨木ヤスタカ)
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  屋号 電話番号 所在地 定休日
田舎の味 ほうろく屋
0299-44-3471
石岡市小見935-1 木曜日

丸味食堂
0299-43-0124
石岡市柿岡3338-3
水曜日

昇庵
0299-43-3131
石岡市吉生2834
火曜日

筑波園
0299-42-4003
石岡市小幡2119-33
火曜日

国民宿舎つくばね
0299-42-3121
石岡市小幡2132-50
無休

季節料理おにざわ
0299-42-4195
石岡市小幡3222
火曜日

中村屋食堂
0299-42-3228
石岡市月岡1279-1
不定休

おかの食堂
0299-43-6308
石岡市片野606
木曜日

石岡ふれあいの里ひまわりの館
味味亭
0299-35-5221
石岡市大砂10527-6
月曜日
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